もし医療体制がなかったならどうなる!?

 みなさんは、転んで足の骨を折ってしまったらどうしますか?

 まず近くの病院の整形外科に行くのではないでしょうか。レントゲンをとり、診察してもらい、必要な処置と薬をもらう。というような日本では当たり前の対応を病院で受けられるはずです。

 今回紹介するドキュメンタリーでは、ただでさえ十分に医療サービスが行き届いていない地域で、より深刻になったコロンビアの辺境地が紹介されております。

【目次】

辺境の町

 紹介されているドクターは、企業や個人からの寄付金を募り、辺境の町へ医療物資を届けています。辺境の町への移動は小型飛行機を使っていますが、こちらの飛行機も全部ボランティアによるもの。滑走路に牛がいることもあり、着陸をやり直すことも珍しくないようです。

この町では、コロナ後、飛行機の定期便もなくなり、さらに医療物資の不足が深刻化し、まともな治療を受けるには、7〜8時間かけ別の病院へ行く必要があります。

突然の事故にあったら、それだけで命取りになっておかしくありません。

 

医療状況

 病院であれば、まず間違いなくストックされているはずの血液はゼロ。コロナになって呼吸が苦しくても、酸素ボンベもありません。

 バイキンが入り、手が腫れた少年が担ぎこまれましたが、必要な薬がなく、手を切断する処置は免れたものも、危うい状態の少年も紹介されております。

 

まとめ

 医者はいて診察ができるのに、必要な医療物資がないため治療ができない。